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2018.08.06

リメンバー・ミー~メキシコ音楽~

以前リメンバー・ミーに関するブログを書いたかと思います。昨日レンタルして見たので再レビューを書きたいと思います。

個人的にはメキシコの音楽の一端が垣間見えるので是非見ていただきたいと思います。このブログを読んでから見てもらうと別の角度から楽しめるのではないかと思います。ギタリストとしても、音楽的にも、もちろん映画としても3倍楽しめた映画でした。

まず一番は兎にも角にもギタープレイです。前回も書きましたがメキシコはスペイン領だったのでイギリス領だったアメリカと違いスペイン色が色濃く反映されています。

現在は麻薬や犯罪等であまり良い印象のないメキシコですが、アステカ族の守護神である「メシトリ」の地に国名の「メキシコ」は由来するそうです。

スペインと言えばギターの国、フラメンコが有名です。このリメンバー・ミーのギタープレイをみるとそうです。ギターをかき鳴らすスタイルが多く見られます。フラメンコ・ギターの代名詞であるラスゲアード奏法やルンバのリズムが。ルンバはキューバでできたスペイン音楽と黒人音楽の融合によってもたらされその後再びキューバからスペインに持ち帰られ、ルンバのエッセンスはフラメンコに吸収されることになります。

なので映画に出てくる音楽はフラメンコにかなり影響を受けていますが、フラメンコというわけではありません。調べてみると50年代~60年代のメキシコ音楽の形式が参考にされているようです。有名なのはペドロ・インファンテとホルヘ・ネグレテ。この動画を見るとたしかに・・・という感じですね。

ペドロ・インファンテ


ホルヘ・ネグレテ

 

 

余談になりますが、映画の途中で死者の国でギターを借りる際にカッタウェイタイプのギターが用いられてました。ここでなぜカッタウェイタイプのギターを出してきたのか・・・出されると「ん?カッタウェイっていつの時代から??」とかいろいろ考えてしまいますね(笑)

実は2回目も泣いてしまいました。。。。。これいい映画ですね。メキシコの文化や死生観などもかなり調べて描写しているのがわかります。みなさんも見てみてください。

しかし、前回も書きましたが、この主人公の腕前。。。。ただものではないです。

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